カジノに行っても迷わない、ポーカーのルール

目 次
はじめに
こちらのページでは、カジノでのポーカーのルールを説明します。
日本でおこなわれるトランプゲームのポーカーのルールを知りたい方、もしくは、ポーカー初心者の方でハンド(役)を知らない方は、まずはこちらのページをお読みください。
⇒⇒⇒トランプゲーム ポーカーのルール
ポーカーハンド(役)の種類など基本的なことが判ります。
さて、カジノでのポーカーはトランプゲームのポーカーとは違って、多種多様にルールが有り、そのルールの違いによって、テキサスホールデムポーカーやサブンスタッドポーカー、オマハホールデム、などと言った、30種類以上のものが存在します。
それに、一言でポーカーといってもカジノの胴元の独自ルール(ハウスルール)も存在しますので、まずは、基本である、ハンド(役)の種類を憶え、あとは、無料ゲームなどで体感して練習するのがコツを掴むのに一番の早道かもしれません。
このページでは、ほとんどのオンラインカジノでおこなわれるテキサスホールデムポーカーで説明していきます。
ディーラー対自分、なのか、ディーラー以外の参加者全員での勝負なのか、という違いはあっても、手持ちのカードで出来たハンドを元に、勝負のかけ引きをすることになるのは基本パターンですから、
まずは、ルールの詳細を確認し、勝率アップの為のコツをつかんでください。
テキサスホールデムポーカーの基本ルール
ポーカーの中でも代表的なゲームと言われるテキサスホールデム。
ポーカーのルールも、分かりやすく憶えやすいので、ポーカー初心者には一番最適ともいえます。
テキサスホールデムポーカーも他のポーカーと同様に、賭金のチップをいかに多く手に入れるか、を目的としてゲームをすすめます。
テキサスホールデムの概要
テキサスホールデムは、自分の手元に来た2枚のカードと、テーブルに表向きに並べられた共通の5枚のカード(のうち3枚)を使用(計5枚)で、ハンド(役)を作ります。
ジョーカーやワイルドカードは入っていません。
テキサスホールデムの流れ
ゲームの進行は、分かってしまうと非常に簡単です。まずは、ゲーム進行の流れを説明します。
詳細は後で説明しますので、まずは、なんとなく、で構いませんのでイメージしてください。
- アンティを払う
- 2枚のカードをもらう
- 1回目のベッティングインターバル
- 共通カード1枚目から3枚目が並べられる。(フロップ)
- 2回目のベッティングインターバル
- 共通カード4枚目が並べられる。
- 3回目のベッティングインターバル
- 共通カード5枚目が並べられる。
- 4回目のベッティングインターバル
- ショーダウン
と、なります。
最初から、アンティ、って何だよ???
と怒らないでくださいね。順番に行きますのでついて来て下さい。
それでは、進行の説明に入ります。
テキサスホールデムの進行
アンティを払う
アンティ(Ante)、とは、ゲームに参加する為の参加料です。
5人や9人のテーブルポーカーの場合は、アンティが無い場合もあります。
逆に、ほとんどの(オンラインカジノの)ライブホールデムと言った、ディーラーと1対1の勝負をするテキサスホールデムポーカーだと、必ずアンティが必要になります。
ここでは、5人や9人のテーブルで進められるテキサスホールデムポーカーで説明していきますので、混同しないようにしてください。
ディーラーについて
一般的には、ポーカーでのカードを配る人を、ディーラー、と呼び、参加者が持ち回りで行います。
トランプゲームのポーカーで言う、親、のようなものですね。
ですが、カジノやオンラインカジノでは、(客同士での)不正防止、等々の理由により、カードを配る人が一人テーブルについている為、その人がカードを配ります。
自分でディーラーを体験することは出来ません。
オンラインカジノでは、 D、とか、DEALER、と書かれたディーラーボタンと呼ばれるプレートなどで表示され、トランプゲーム同様に時計回りで移ります。
ブラインドベットについて
アンティとは別に、Blind Bet(ブラインドベット)、というものがあり、最低賭け金額をポット(チップを出すテーブルの中央付近)に出さないといけません。
この、ブラインドベットには、2種類有り、SB(Small Blind:スモールブラインド)と、BB(Big Blind:ビックブラインド)と呼ばれています。
アンティが無いゲームの場合は、必ずと言っていいほど採用されているルールです。
これも、ゲームに参加しないで(おりてばかりいると)チップが動きませんので、強制的にチップを出させられるルールだと思ってください。

ディーラーの左隣が、SB(スモールブラインド)で、そのSBの左隣が、BB(ビックブラインド)となります。
画像と同じ数字で説明すると、
Blind 30/60
と書かれていたりします。
左側の数字がSB(スモールブラインド)で30チップ。右側の数字が、BB(ビックブラインド)で60チップを出さなければならない。
というわけです。
一度、テーブルに出したチップは、勝たない限り、自分の手元には戻ってきません。
(ですので、途中でゲームをおりても(フォールドしても)チップは戻りません。)

日本語対応のオンラインカジノでは、このように表記されています。
これは、SB(スモールブラインド)が$5で、BB(ビックブラインド)が$10必要なテーブルですよ。という意味になります。
テーブルについたら、いきなりBB(ビックブラインド)だと、カードの良し悪しに関係なくチップを出さないといけませんから、着席するタイミングも推し量る必要があるかもしれません。
ちなみに、横に書いてある、バイイン、というのは、最初にテーブルに座る時、持ち込み金(所持金)$1,000無いとテーブルには座れません。という感じの意味になります。
2枚のカードをもらう
ディーラーから裏向きに2枚のカードが配られます。他の人には見られないようにしながら確認しましょう。もう、勝負は始まっています。
1回目のベッティングインターバル
参加者全員に2枚のカードが配られたら、最初のベットする時間になります。
配られた2枚のカードを元に勝負を続けるか、追加でチップを賭けて大きな勝負に出るか、もしくは、勝負をおりるか、などの判断します。
コール、レイズ、チェック、フォールド
BB(ビックブラインド)の左隣りの人から順番に時計回りで、
BB(ビックブラインド)と同額を賭ける、もしくは、
それ以上の(賭け金を吊り上げ:レイズされた同じ)額を出して(コールして)続けるか、逆に、
ゲームを降りる(やめる:フォールド)
を選択します。
ここでは大きく分けて、SB、BBの人と、そうで無い人との行動に多少の違いがあります。
おおまかに説明すると、
勝負を続けるには、BBと同額をポットに出さないと続けられません。そして、
他にレイズした人がいた場合に勝負を続けるには、レイズ(raise)された同額をポットに出さないといけません。もちろん、自分でレイズすることもできます。逆に、
賭け金を出したく無い(勝負を続けたく無い)場合は、フォールド(fold)を選択します。
自分がSB(Small Blind)やBB(Big Blind)以外の場合
配られた2枚のカードを元に勝負を続けるかどうかの判断をします。
続ける場合は、コール(Call)と宣言し、BB(ビックブラインド)の同額チップをテーブルのポットに置きます。
もし、勝てそうなカードが手元に来たので、賭け金を上乗せしよう、と思ったら、レイズ(raise)と言って、BBより多いチップをテーブルに置きます。
前の人がレイズしている時、
勝負を続けるには、コール、と言って、レイズで出されている同額のチップを出さないといけません。少ないと思えばさらに多くのチップを出してレイズすることも出来ます。
ギャンブル的、とも言えますが、一攫千金を期待して大勝負をするのに、持っている全部のチップを出してレイズする人がいます。このことを、オールイン(all in)と言います。
逆に、続けないで勝負をやめる場合は、フォールド(fold)と宣言してカードをディーラーに戻します。
自分がSB(Small Blind)BB(Big Blind)の時
自分がSBの場合、
最初にBBの半分のチップを置いていますから、ゲームを続ける場合は、コールして、残りの半分(BBと同額)のチップを出します。
自分がBBの場合は、
最初にチップ(ブラインドベット)を置いていますから、ゲームを続ける場合は、チェック(Check)、と言って、ゲームを続ける意思を示します。
先ほどの説明と同様に、レイズ(raise)した人がいた場合は、レイズされたチップの同額をポットに出さないとゲームが続けられません。また、自分で賭け金を上乗せしてレイズすることも出来ます。
SBやBB以外の場合、と同じく、ゲームをおりる場合は、フォールド(fold)と宣言してカードをディーラーに戻します。
だれもレイズしなかった場合
BB(Big Blind)の左隣りの人から時計回りで、コール、もしくは、フォールドで進み、BB(Big Blind)の人がチェックしたら(1周りしたら)、次に(共通カードが並べられる段階に)移ります。
レイズした人がいる場合
レイズする人がいなくなるまで時計回りで続きます。
最後にレイズした人からコール、もしくは、フォールドして、(最後にレイズした人の右隣りの人まで)一周りして、レイズする人がいなくなったら次に(共通カードが並べられる段階に)移ります。
もし、この時点で、ゲーム参加者の全員が、オールイン(all in)、した場合、共通カードが全て並べられ、ショーダウン、となり、勝敗を決めます。
それと、もし、BB(Big Blind)の左隣りの人からベッティングが始まり、全員がフォールドしてゲームをおりた場合は、最後に残った(BBの)人が、勝利者、となります。
共通カード1枚目から3枚目が並べられる。
さぁ、続いて、1回目のベッティングインターバルでのベットタイムが終わると、ディーラーが、テーブルにカードを3枚、表向きに並べます。
まずは、この3枚のカードと、手元にある2枚のカードを使ってハンドが出来ているかを確認します。
2回目のベッティングインターバル
次に、2回目のベッティングが始まります。
ディーラーの左隣り(SB)の人から時計回りに進みますが、フォールドした人がいる場合は、ディーラーに近い人から1回目のベッティングインターバルと同じ要領でベッティングしていきます。
レイズする場合は、
レイズ、と宣言し、追加するチップをポットに置きます。また、レイズをしない場合は、チェック、と言って先に進みます。
同じように、前の人がレイズした場合に
自分がゲームを続ける場合は、レイズされた同額のチップをテーブルに置き、コール、を宣言しないと続けられません。
この時点でも、ゲームをおりる場合は、フォールド、してカードをディーラーに戻します。
レイズする人がいなくなるまで続きます。
共通カード4枚目が並べられる。
2回目のベッティングインターバルが一段落すると、ディーラーが共通カードの4枚目を表向きに並べます。
テーブルにある4枚のカードと、手元にある2枚のカード(計6枚)のうち、5枚を使ってハンドが出来ているかどうかを確認します。
3回目のベッティングインターバル
共通カード4枚目が並べられたら、3回目のベッティングインターバルに入ります。
2回目のベッティングインターバルと同じ要領で、チェック、コール、レイズ、フォールド、を宣言します。
共通カード5枚目が並べられる。
3回目のベッティングインターバルが終わると、ディーラーが、共通カードの5枚目を表向きに並べます。
テーブルにある5枚のカードと、手元にある2枚のカード(計7枚)のうち、5枚を使ってハンドが出来ているかどうかを確認します。
4回目のベッティングインターバル
共通カード5枚目が並べられたら、もう一度、ベッティングタイムとなり、最後のレイズをするチャンスになります。。
前回同様、チェック、コール、レイズ、フォールド、を宣言します。
ショーダウン
すべてのベッティングインターバルが終了すると、全員のカードを表向きにして、勝敗を決定します。
強いハンドを持っている人が勝利者となり、ポットにあるチップを、全部、手にすることができ、次のゲームへと進行します。
ポーカーハンドの判定について
ここまでの説明はお分かり頂けましたでしょうか?
テキサスホールデムポーカーの進行をなんとなくつかんでいただけたかと思いますが、
これだけは、憶えておいて戴かないといけないことがもう少しあります。それは、
最後のショーダウンで勝敗を決定する、ポーカーハンドの判定方法です。
ワンペアよりツーベア。ツーペアよりスリーオブアカインドの方が(強いハンドの方が)、勝負に勝てるわけですが、このような簡単に判定が出来ることばかりではありません。
同じワンペアを持っている人。
同じフラッシュを持っている人。
といった場合に勝敗を決定するルールがあります。
この、ハンドの判定方法を憶えておかないと、コールして良いのか?、という戦略もたてられませんし、勝てると思ってレイズしたら負けてしまった、なんてことにもなり、駆け引きに影響しますので、注意してください。
ハンドのおさらいも兼ねて説明させていただきます。
トランプゲームでは、数字の大きさとスートの強弱でハンドの強さが決まりました。
ですが、カジノやオンラインカジノのテキサスホールデムポーカーは、スート(スペード、ハート、クラブ、ダイヤ、のマーク)での違い(強弱)は無く、ほとんどの場合、問題視されていません。
数字の大きさが比較の対象となります。
手札と共通札の7枚のうち、5枚のみ使用してハンドをつくりますので、例えば、
- それと、ハンドを構成しないカード(キッカー)も強くないと(A:Aceに近い数字じゃないと)負けることがあります。
- 手札を2枚使用しているから強いとかはありません。あくまでも、計7枚のカードのうち、5枚を使って勝敗を判定します。
- アクティブプレーヤー : フォールドしていないゲーム参加者のこと。
- アドオン : トーナメントなどで、追加の参加料や手数料を払うことによって、手持ちのチップを増やすことが出来るルールのこと。
- アンティ : 参加費。ゲームが始まる前に払うチップのこと。
- オールイン : 自分の手持ちのチップを全て賭けること。
- キャップ : レイズの回数が制限されている場合に回数制限に達したことをいう。
- クローズドポーカー : 手札を公開しないで隠したまま行われるポーカーゲームのこと。
- キッカー : ハンドの構成に関係ないカード。例えば、ワンペアのハンドだと、そろっていない3枚のカードのこと。
- コール : 自分より前のプレイヤーと同じ額のチップを賭けること。
- コミュニティカード : 場に出ている表向きに並べてある共通のカード
- シュートアウト : トーナメントなどで、テーブルを移動しないで一人になるまで続けるルールのこと。
- ショーダウン : ゲームの最後。手持ちのハンドを公開し比較すること。
- ジャックポット : ボーナス。一定額をキープし、特殊条件が達成されるともらえる。
- スタッド・ポーカー : カードが表向きで配られるゲームのこと。セブンカードスタッドやファイブカードスタッド、ラズ、などのゲームの総称。
- スプレッドリミット : ベットが出来る範囲の制限幅。
- チェック : ベットしないでそのままゲームを進めること。
- ディーラー : カジノが雇ったカードを配る人。
- ディーラーボタン : D、もしくは、DEALER、と書かれたプレート。
- ノーリミット : ベット上限が無制限ということ。NL、N/L、と書かれていることもある。ただし、通常は、自分が持っているチップ、もしくは、相手の持つチップの少ない方が上限となる。
- ハイカード : ワンペアなどのハンドが何もそろっていない状態のこと。
- ハウスルール : カジノの主催者側(胴元)が決めている独自のルール
- ハンド : ポーカーの役のこと。5枚のカードの組合せ。
- ビデオポーカー : コンピュータを相手に一人で遊ぶポーカーゲーム
- フィックスドリミット : ベットの上限額。
- フォールド : ゲームを降りること。レイズやコールをしないで途中でゲームをやめること。ダウンドロップ。
- ベッティングインターバル : ベットする時間。コール、レイズ、フォールドをしている時間。
- ベッティングラウンド : ベッティングインターバルと同意。
- ブラインドベット : ディーラーの左隣にいる2人が強制的にチップを賭ける決まりのあるゲームのベットの一種。SB(スモールブラインド)とBB(ビックブラインド)がある。
- フリーズアウト : リバイやアドオンが認められていないこと。
- フロップ : 中央に表向きでカードが置かれること。
- フロップポーカー : テキサスホールデム、オマハホールデム、ウォーターメロンなどのポーカーの総称。
- ポーカーフェイス : 無表情。とぼけた顔。心の状態を悟られない表情。
- ポット : テーブルの中央付近。チップを置く場所。
- ポットリミット : ポットにあるチップがベット出来る上限となっている意味。
- マック : ショーダウンの時、カードを公開しないで、ディーラーへカードを戻す行為。
- リバイ : トーナメントなどで、一度、敗退しても、参加料や手数料を払うことによって、もう一度参加出来るルール。
- レイズ : チップを追加して賭け金をつり上げること。
- ローポーカー : 通常のポーカーとは逆で、数字の低いほうが勝ちとなるポーカー。
- ワイルドポーカー : ワイルドカードを使ったポーカーのこと。
カードの中身が、A、2、3、4、5、5、5、の、7枚だったとすると、
5のスリーカードが作れますが、
スリーカードより強いストレートが完成していますので、5の2枚は切り捨てて判定します。
それでは、具体的に強いポーカーハンドから順に説明していきます。
Royal Straight Flush
ロイヤルストレートフラッシュ、という、同じ種類のマークで数字が1番高い、10(T:ten)・J(J:Jack)・Q(Q:Qeen)・K(K:King)・A(A:Ace)、と、順番に並んでいるハンドです。
ケース01
このケースは、共通で3枚、手札で2枚、を使ってハンドが完成している状態です。
共通
手札
ケース02
このケースは、共通で4枚、手札で1枚、を使ってハンドが完成している状態です。
共通
手札
通常、カード52枚の1セットしか使われていないので、ケース01同様、2人同時にロイヤルストレートフラッシュがそろうことはありません。
そろえた人の勝ちは間違いないです。ただし、
ケース03
このケースは、共通で5枚、手札で0枚、を使ってハンドが完成している状態です。
共通
手札
このように共通カードの5枚でハンドが完成しているときは、手札が何であろうと関係無く、最後まで残っていた人 全員がロイヤルストレートフラッシュを完成させていることになり、ポットにある賭け金が、分配されて戻ってきます。
Straight Flush
ストレートフラッシュは、数字が順番に並んでいてるストレートと、スートが全部同じ、フラッシュの複合ハンドですが、複数の人がストレートフラッシュを持っていた場合には、K(King)に近い大きい数字を持っている人が勝ちとなります。
( A(Ace)が入っていたらロイヤルストレートフラッシュになってしまいます。)
ケース01
このケースは、共通で3枚、手札で2枚、を使ってハンドが完成している状態です。
共通
手札
T、J、Q、K、を1枚でも手札で持っていると、他の人はストレートフラッシュやロイヤルストレートフラッシュのハンドを完成させることは出来ません。
ケース02
このケースは、共通で4枚、手札で1枚、を使ってハンドが完成している状態です。
共通
手札
このように、共通の4枚のカードでハンドを作っている場合は、要注意です。
手札にハートの9があるので、ストレートフラッシュは完成しているのですが、もし、他でハートのA
を持っている人がいたら、ロイヤルストレートフラッシュを完成されてしまっているので、負けてしまいます。
大きい数字を持っている方が強いハンドになります。
Four of AKind (フォー オブ アカインド)
同じ数字が4枚入っているものです。日本では、フォーカードと言った方が馴染みがあるかもしれません。
ケース01
このケースは、共通で3枚、手札で2枚、を使ってハンドが完成している状態です。
共通
手札
この場合、3のカード4枚と、(この中で一番数字の大きい)Jのカードを使った計5枚で、フォーカードのハンドが出来たことになります。
他の人がストレートフラッシュやフォーカードの可能性もありませんから、あなたの勝ちは間違いないでしょう。
ケース02
このケースも、共通で3枚、手札で2枚、を使ってハンドが完成している状態です。
共通
手札
この場合は、注意が必要です。先ほどと同じで、共通カードに3が2枚、手札に3が2枚ありますのでフォーカードがそろっていますが、共通のカードに5が2枚あります。
もし、相手が手札で5のカードを2枚持っている人がいたら、3より数字の大きい、5のフォーカードを持っている人が勝ちとなります。
それと、 とか、
; を持っている人がいたら、ストレートフラッシュになってしまうので、自分がフォーカードでも負けとなります。
Full House (フルハウス)
同じ数字が3枚1組と、同じ数字で2枚1組を持ったポーカーハンドです。
判定方法は、3枚のカードの数字の大きさできまり、同じ場合は、2枚のカードの数字の大きさで勝敗が決まります。
ケース01
共通で3枚、手札で2枚、を使ってハンドが完成している状態です。
共通
手札
この場合、あなたは、7を3枚、Aを2枚(大きい数字を選ぶためQではありません。)、を、持っているフルハウスになりますが、
他の人で、Q、を手札に持っている人がいたら、QQQAA、のフルハウスになり、負けてしまいます。
同じように、A、を手札に持っている人がいたら、AAAQQ、になり、この中で一番強いフルハウスになりますから、A、を持つ人が勝利者となります。
ケース02
共通で4枚、手札で1枚、を使ってハンドが完成している状態です。
共通
手札
88855、を持ったフルハウスになりますが、
手札に、K、を持っていたり、A、を2枚、持っている人には負けてしまいます。
Kが1枚なら、888KK。 Kが2枚なら、KKK88。Aが2枚なら、888AA。となるからです。
この場合の最終的な強さは、
88855 ⇒ 888KK ⇒ 888AA ⇒ KKK88 の順になり、Kを2枚持っている人が一番強いハンドになり勝利者となります。
(5のカードを2枚持っていたとしても、88855、に変わりが無い為 )
Flush (フラッシュ)
同じスート(マーク)が5枚そろっているポーカーハンドです。
ケース01
共通で3枚、手札で2枚、を使ってハンドが完成している状態です。
共通
手札
この場合、一番大きい数字が、A、になりますので、Aハイ・フラッシュと言います。
他の人もダイヤのカードを持っていて、同じフラッシュが出来ていたとしても、共通カードで、A、の次に強いカードである、K、があることから、
Kハイ・フラッシュ、としかなりませんので、あなたの勝ち、となります。
ケース02
共通で4枚、手札で1枚、を使ってハンドが完成している状態です。
共通
手札
この場合、共通カードと手札で同じダイヤが6枚揃っていることになりますが、大きい数字から5枚を使っていきます。
このケースでは、A、K、7、6、4、のAハイフラッシュが揃いました。
ここでの注意点は、他の人が、などの、7より大きい数字を持っていた場合、A、K、Q、7、6、となり、同じAハイフラッシュですが、大きい数字でフラッシュのハンドが構成されているため、あなたの負けになってしまいます。
Straight (ストレート)
スート(マーク)の種類に関係なく、5枚のカードの数字が連続しているポーカーハンドです。
ケース01
共通で3枚、手札で2枚、を使ってハンドが完成している状態です。
共通
手札
45678のストレートが完成している状態です。
ケース02
共通で4枚、手札で1枚、を使ってハンドが完成している状態です。
共通
手札
このような状態の場合は注意が必要です。
45678のストレートが揃っていますが、もし、他の人が89を持っていたら、6.7.8.9.T(Ten:10) となり、あなたは負けてしまいます。
A1234、の5枚より、23456を持っている方が強く、9TJQKA、の5枚を持っている人が、一番強くなります。
Three of AKind (スリー オブ アカインド)
同じ数字で3枚1組が入ったポーカーハンドです。
ケース01
共通で3枚、手札で2枚、を使ってハンドが完成している状態です。
共通
手札
T(Ten:10)が手札で2枚と共通で1枚あり、スリー オブ アカインドが完成している状態です。
このような場合の注意点は、共通にAのカードがありますので、もし他の人が、手札でAを2枚持っていたら、
数字の大きい方が勝ちとなりますので、あなたは負けてしまいます。
ケース02
共通で3枚、手札で2枚、を使ってハンドが完成している状態です。
共通
手札
この場合も、あなたは、ATTT86、のカード(7枚中5枚)を使って、Tのスリー オブ アカインド のハンドが完成しています。
先ほどと同じく、もし他の人が、手札でAを2枚持っていたら、(AAATTとなるので)あなたは負けてしまいます。
ここでもう一つ気にしなければならないのが、同じTのスリー オブ アカインドが完成している人がいた場合、
手札に、T、と、K、などを持っていた場合は、AKTTT6、の5枚を持っていることになり、あなたは負けてしまいます。
以上のように、スリー オブ アカインドのハンドは、3枚揃っているカードの大きい数字を持っている人が勝ちとなり、
同じ数字の場合には、ハンドを構成していないカードで大きい数字を持っている人が勝利者となります。
この考え方は、以下のツーペアやワンペア、ハイカードにも関係します。
ですので、もし、共通カードの5枚でハンドが構成された場合
例えば、AAAKQなどで、だれも手札が1枚も使用されない場合は、引き分けになります。
Two・Pairs (ツー・ペア)
同じ数字の2枚1組が、2組入っているポーカーハンドです。
同じTwo・Pairs (ツー・ペア)での勝負となった場合、2つのペアのうち数字の大きいペアを比較し、揃っている数字が大きい方が勝者となります。それが同じ数字のカードの場合は、もう一つのペアを比較して、数字の大きい方が勝ちです。
またまた、それでも同じなら、残りの1枚で、数字の大きいカードを持っている人が勝利者となり、それも同じなら引き分けです。










One・Pair (ワン・ペア)
同じ数字の2枚1組が、1組だけ入っているポーカーハンドです。
同じOne・Pair (ワン・ペア)での勝負となった場合、数字の大きい方が勝ちです。
もし、同じ 数字で One・Pair (ワン・ペア)だった場合は、残りの3枚が大きい数字を持っている人が勝ちとなります。





High Card (ハイカード)
ハイカード、とは、ペアも何もそろっていない状態のことです。カードゲームで言うところの、ブタ、ですね。





この場合は、Aが一番大きい数字となりますので、Aハイ(カード)と呼ばれます。
Kの場合は、Kハイ(カード)。Qの場合は、Qハイ(カード)となり、それぞれの最高の数字で〇〇ハイとなります。
同じAハイ同士ならば、2番目以降のカードを比較して、大きい数字を持っている人が勝ちとなります。
ポーカー用語
最後に
いかがでしたでしょうか?
私は、最初にポーカーを憶えた時、あんまりよく分からないまま、Zynga Pokerなどで遊んでいました。
(Zynga Poker:無料で出来るポーカーアプリ。常時5000人以上がオンラインしている世界最大級のスマホアプリです。)
ですが、何度も遊んでいると、負けることが少なくなっていき、勝てるようになってきました。
ある程度のルールがつかめたのなら、実際にゲームで練習してみることをおススメします。
最初のうちは、勝つ事よりも、負けないことを意識すると良いかもしれません。
それは、どういうことかと言うと、最初に配られた2枚が、2~9の時はフォールドしまくって、Aと絵札が来た時は、コールする。とか、
SBやBBの時にチップを出さなければならないのなら、とりあえずコールして参加する。でも、レイズされたらAと絵札を持っていなければフォールドする。
あとは、Aと絵札、という考え方以外に、スート(マーク)が同じである。とか、数字が同じ(手札でワンペア)である。
などといったところが判断材料になると思います。
ポーカーは面白いもので、自分のカードが悪くても揃っていなくても、レイズすると全員がフォールドして降りてしまうことがあります。
逆に、レイズ(オールイン)されて、自分がフォールドするしかなくなる事もあります。
心理戦の要素も強いため、勝負のかけ引きをどうするか、は、あなた次第だと思いますが、やはり経験が重要になってくるでしょう。
レイズした人がいるからといって、自分も対抗心を燃やしてコールして、調子に乗ったりすると、散財することになり、カモにされてしまいます。ですから、
最初は、チップを減らさない(出さない)ようにして、自分のハンドが出来ているときは強気になってコール(や、レイズ)する。という、
かなり消極的な戦法になり、じれったく感じるかもしれませんが、結構、堅実な方法です。
相手がレイズしてくるという事は、何かハンドが揃っていて強気になっているのか、ブラフ(うそ、だまし)なのか?
同じテーブルで何度もゲームが進んでいくと、対戦相手の行動がなんとなくわかってきます。
すぐにオールインするタイプの人も割といます。
あなたは、そんな無謀なオールインに、毎回、付き合う必要はありませんが、
ポーカーで勝つ、という事は、自分のチップを使って、(効率よく)対戦相手からチップを取り上げていく、という勝負ですから、
時には、オールインも必要になるでしょう。
ある程度、ゲームに慣れて余裕が出てきたら、どんどん楽しくなってきます。
実際にカジノへ行く前に、オンラインカジノで練習してみることもおススメです。
無料ゲームと、実際にお金を賭けてするポーカーでは、雰囲気も、対戦相手の質も違います。
トーナメント、などの大会に参加して腕試しをしてみるのも面白いですよ。
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